オリジナルパッケージに使うラベルとは?素材・糊・封シールの選び方
商品や商品パッケージにおけるラベルは、商品名や成分、使用方法などの情報を伝えるだけでなく、商品の第一印象を左右する重要な要素です。さらにラベルをうまく活用することで、少ロットの商品展開やデザイン変更、色違い・香り違いなどのバリエーション展開にも柔軟に対応できます。今回はラベルの種類や活用方法について詳しく解説いたします。
商品や商品パッケージに使うラベルとは
ラベルの役割は、単に情報を表示することだけではありません。デザインや素材感によって、商品の世界観を伝えたり、店頭における視認性や訴求力を高めたり、ギフトとしての特別感を演出したりすることができます。たとえば、ナチュラルな紙箱にクラフト調のラベルを貼れば、やさしく自然な印象になり、透明ラベルを使用すれば、ラベルの存在感を抑えたすっきりとしたデザインに仕上がります。ラベルの選び方ひとつで、パッケージ全体の意匠性は大きく変わります。

ラベルに使われる主な素材
ラベルに使われる素材には、さまざまな種類があります。以下の3種類は、代表的なラベル素材として広く使用されています。
紙素材
印刷適性が高く、商品名やロゴ、説明文、イラストなどをきれいに表現しやすい点が特長です。光沢のある紙を選べば明るく華やかな印象に、マットな質感の紙を選べば落ち着いた印象に仕上げることができます。

ユポ
マット感のある紙のような見た目を持ちながら、水に強く破れにくい特長を有する合成紙です。冷蔵・冷凍環境で扱われる商品、シャンプーや洗剤など水まわりで使用する商品のラベルに向いています。使用環境や保管環境に配慮したい商品におすすめです。

透明PET素材
透明のPET 素材を使用しており、ガラス瓶、プラスチック容器、クリアケースなどに貼ることで、すっきりとした印象や清潔感を演出できます。商品自体や容器のデザインを見せたい場合に効果的です。

糊の強さや種類
ラベルを作る際には、素材だけでなく糊の種類も重要です。同じラベルでも貼る対象や使用環境によって適した糊は異なります。紙箱に貼るのか、ガラス瓶、プラスチック容器に貼るのか、冷蔵・冷凍環境で使うのか、後から剥がす必要性の有無によって選択肢が変わります。一般的には、しっかり貼り付けたい場合には強粘着タイプが使われます。一方で、期間限定キャンペーンなど、貼ったあとに剥がすことを想定する場合には、再剥離タイプや弱粘着タイプが選ばれることがあります。他にも、グレーに着色した高隠蔽性の粘着剤を使用し、ラベルの後ろが透けないようになった誤表記訂正用ラベルもあります。
商品バリエーション展開とラベル活用法
色違いや香り違いなど、1つの商品で複数のバリエーションを展開する場合は、ラベルの活用がおすすめです。箱は共通仕様にしておき、ラベルだけを貼り分けることで、バリエーションごとに専用の箱を作る必要がなくなります。たとえば、ネイルポリッシュの色違いやアロマオイルの香り違いをラベルで区別すれば、箱の種類を増やさずに商品展開しやすくなります。これにより、箱を作り分ける手間やコストを抑えられるだけでなく、在庫管理の負担も軽減できます。

使いやすさに配慮した無地の封シール
これまでは、「ラベル」について説明してきましたが、封をすることを目的とした「シール」についても紹介します。
当社では、使いやすさに配慮したオリジナルの封シールを開発しており、多くの商品パッケージで採用されています。
この封シールは、台紙にスリット加工を施すことで剥離性を向上させています。シールの端を探す手間を軽減できるため、貼付作業の効率化に寄与します。また、封シール本体には開封用のミシン目を6本設けています。ミシン目と開封位置の位置合わせ精度を過度に求めない設計のため、貼付位置に多少のばらつきがあってもスムーズに開封できます。これにより、貼付作業の負担軽減と作業品質の安定化につながります。

ラベルを検討する際は、商品の内容や使用環境、接着体、必要数量を考慮し、用途に適した仕様を選定することが重要です。オリジナルパッケージ制作をご検討の際は、箱や袋だけでなく、ラベルや封シールも含めてトータルでご提案いたします。包装資材に関するお悩みやご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。